【夏着物】【京の名工房】特撰総蘇州刺繍絽付下着尺「枝垂れ桜に胡蝶蘭・白」夏の和姿に贅沢刺繍。この上ない華やぎを！

◆最適な着用時期　6月下旬〜9月上旬の盛夏◆店長おすすめ着用年齢　ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン　結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇など。

◆あわせる帯　袋帯など 絹100％たちきり身丈184cm内巾36.5cm（最大裄丈69cm）白生地には五泉の駒絽地を使用しております。

特撰総蘇州刺繍絽付下着尺季節を纏う喜び。

移り変わる季節を素材感や色柄で表現しながら纏うのも、和装の醍醐味。

洋服を選ぶときとはまた違った楽しみがございますよね。

この度ご紹介いたしますのは、夏の季節を彩る一枚。

熟練の職人技をしっかりと感じられる、稀少な絽の刺繍付下着尺でございます。

一年の内の数ヶ月の間しかお召しにならない夏のお着物。

だからこそ、本当に上質な一枚をお誂えいただきたく存じます。

お柄は蘇州刺繍で表されました。

2500年前、中国で生まれた刺繍で、その精巧な技術と繊細さから世界最高峰の刺繍技術として評価されています。

蘇州刺繍は蘇繍とも呼ばれ、湖南の湘繍、四川の蜀繍、 広州の広繍（粤繍）と合わせて「四大刺繍」として広く知られております。

刺繍の魅力はなんといっても、糸が浮かべるとろりとした艶。

縫いの表現を少し変えるだけで絹糸の持つ様々な表情を楽しませてくれる刺繍に、こころ惹かれるのは必然のことでしょう。

肌に触れることの多い夏物は素材にもこだわりたいところ。

本品は五泉の駒絽地を使用し、ずっと触れていたくなるほどにしっとりと滑らかな手触りでございます。

お色は爽やかに白色一色で、品よく涼やかな印象に。

お柄にはふっくらと贅沢な刺繍にて、枝垂れ桜と胡蝶蘭が麗しく咲き誇る様子が縫い表されました。

とにかくその繍いの細やかさたるや。

どれくらいの時を経て完成にいたるのか、想像するだけで気が遠くなるほどです。

絽の絹地は一般的な絹よりも薄い仕上がりのため、これほどまでたっぷりとお柄を縫い表すのはまさに至難の業。

確かな技を無くしては制作しえない作品でございます。

「縫い」の魅力、その表情。

いつまで見つめていても見飽きることのない、至極の逸品。

一刺し一刺し、思いを込めて丹念にあしらわれた美匠を、是非ともお手元でご覧頂きたく存じます。

大人の上質な夏の和装に。

夏の逸品付下です。

お手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。

お仕立て料金はこちら手のし3,025円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て33,000円（全て税込）※国内手縫い仕立て+16,500円（税込）※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,320円→手のし3,025円】に変更となります。

加工（湯のし、地入れ、紋地入れ）はこちら （湯のし） ※着姿の画像はイメージ写真です。

柄の出方が少々異なる場合がございます。

[文責：松山 美憂] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。