生活民俗と差別昔話 ちくま学芸文庫 赤松啓介 筑摩書房ヒジョウミン ノ ミンゾク ブンカ アカマツ,ケイスケ 発行年月:2006年08月 ページ数:425p サイズ:文庫 ISBN:9784480089991 赤松啓介(アカマツケイスケ) 1909年兵庫県生まれ。

2000年逝去。

専攻:民俗学、考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 生活民俗と差別昔話(もぐらの嫁さがし/村落共同体と性的規範)/2 非常民の民俗文化(村落共同体とは/間引き風俗/初潮の民俗/ムラと子供/誕生の祝い・子供のシツケ/子供仲間 ほか) 柳田民俗学を本質的に「士大夫」の民俗学であると断じた著者は、「非常民」こそが人間であることを宣言して、柳田の「常民」概念が掬いとりそこなった人間生活にとって最も重要な性の現実にとことん分け入って行く。

外部からのフィールド調査ではけっして辿りつけない村落共同体の公事としての性風俗を、「コドモ集団」の性教育から「オナゴ連中」の構造と機能にいたるまで、詳細かつ大らかに語りきった赤松民俗学の集大成。

本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 文庫 人文・思想・社会

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